今回の記事では「猫化現象」についてお伝えします。
「友達と遊ぶ計画を立てたけれど、日程が近づくと億劫になる…」
「それ、すごくわかる!私もよくある!」
なんてこと、ありますか?
これは「猫化現象」の一例かもしれません。
「猫化現象」という言葉はSNSで最近よく見かけますが、特に2024年の9月ごろからTikTokを通じて広がりました。
この記事では以下の内容を解説します。
・「猫化現象」の意味
・「猫化現象」を感じる瞬間の具体例
・「猫化」という名前の由来と背景、元ネタ
・「蛙化現象」との違い
猫化現象wiki|意味は?
猫化現象は、SNSを起点にZ世代を中心に広まった言葉で、「計画していたことが近づくにつれて面倒に感じたり、気が進まなくなる状態」を指します。
実際に行動を起こすと楽しい経験が多いことが特徴です。
例えば、以下のような場面が挙げられます。
・友達と1ヶ月前に遊ぶ約束をし、当初は楽しみにしていたが、日にちが近づくと気が乗らず、最終的には億劫に感じる。
しかし、実際に遊びに行くと楽しく、行って良かったと感じる。
・日曜日の夜、翌日からの仕事を考えると憂鬱になる。
SNS上では猫化現象に共感する声が多く寄せられています。
ポイント
・猫化現象は、現代社会で多くの人が体験する普遍的な現象です。
・その原因は様々で、人によって異なります。
・早めに気付き、適切に対処することで、快適な生活が送れます。
猫化現象wiki|由来・元ネタは?
この言葉は、TikTokユーザーが「予定日が近づくと面倒に感じる」気持ちを表現する際に生み出され、広まりました。
似た言葉に「蛙化現象」がありますが、これは「好きな人の小さな行動が原因で気持ちが冷める現象」を指し、猫化現象とは異なる意味を持っています。
蛙化現象は2023年に流行語大賞にノミネートされるほど広く話題になりました。
猫化現象は共感を呼ぶ言葉として広まりましたが、度を過ぎるとドタキャンが増えるなど、他人に迷惑をかけることもあるため、注意が必要です。
猫化現象以外の〇〇化現象
近年、SNS上で様々な「〇〇化現象」という表現が登場し、これらは主に恋愛に関連する現象であり、多くの人々から共感され広がっています。
特に「蛙化現象」は2023年に流行語大賞にノミネートされるほど知られるようになりました。
蛙化現象とは?
「蛙化現象」とは、相手からの好意を受けたり、親しい関係になると突然気持ちが冷めてしまう現象を指します。
この名前はグリム童話の「蛙の王子様」に由来しています。
もともとは互いに好意を持つと冷める状態を指していましたが、最近では相手の些細な行動で気持ちが冷めることを指す用語として使われることが増えています。
蛙化現象が起こりうる例は以下の通りです。
●相手の服装が自分の好みでない場合(例:古臭い服装や締め付けの強い白ズボン)
●相手のケチな行動を目の当たりにした時(例:誕生日に割り勘を求める)
●公共の場での相手の行動が気になる場合(例:フードコートで場所を探す行動)
●相手の頼りなさが露呈した時(例:電車の改札で残高不足になる)
蛙化現象の原因
蛙化現象の発生原因には、「理想が高すぎる」、「完璧主義」などがあります。
SNSで理想化された人物像に慣れ親しむことや、「推し」への憧れが影響しているとされます。
その他の〇〇化現象
「蛙化現象」の他に、「蛇化現象」や「キング化現象」なども登場しています。
「蛇化現象」は、相手の行動に問題があってもすべて良く見える現象を指し、例えば相手の小さな欠点も愛おしいと感じる状態です。
「キング化現象」は、相手を非常に尊敬し、その存在自体を強く肯定する状態を指します。
これらの現象もすべてSNSで生まれた言葉で、恋愛における複雑な心理を若者たちが表現する手段として広まっています。